生理の経血を吸水してくれる、繰り返し使えるエコな生理用品「吸水ショーツ」を購入してみました!
自分に合った吸水ショーツを選べば、量が多い私でも漏れずに吸水ショーツで過ごすことが出来ます。
吸水ショーツを使うまで私が抱いていた不安な点について、正直に感想を紹介します。
- 量が多いと漏れる?
- 手洗いするのは面倒?
- 初期費用が高い?
- 履き心地は悪い?
吸水ショーツで、生理期間の過ごし方がかなり快適に変化しました。
やっぱりナプキンの付けっ放しっって、肌だけじゃなく精神的にも負担だったんだな…と感じているぐらい。
ハードルが高いと思われがちな「吸水ショーツ」を実際に使用している私の口コミ感想を参考にしてみてください。
【生理・吸水ショーツ】メリットがたくさん!とにかく快適。
【吸水ショーツのメリット】ナプキンいらない生活が快適!
最近、生理の時に繰り返し洗って使える「吸水ショーツ」という存在を知りました。
(吸収ショーツと言ったり、吸水サニタリーショーツと言ったり…色々な呼び方があるようです。)
「吸水ショーツ」とは、下着(パンツ)に経血を吸収させ、繰り返し洗って使うことができるというアイテム。
経血量にもよりますが、吸水ショーツのみで長時間過ごせたりもします。
海外メーカーの「THINX(シンクス)」「Moon Pants(ムーンパンツ)」「modebodi(モディボディ)」だけではなく、国内メーカーもすごい勢いで開発されています。
国内メーカーでは「Nagi(ナギ)」や「Be’-A(ベア)」、「GU」からも1,490円という値段の吸水生理ショーツが発売されて話題になったりしました。
まだまだ知らない人も多いかもしれませんが、これから「吸水ショーツ」が当たり前になる時代がくるかもしれません。
私はナプキン・タンポンだけじゃなく月経カップ、布ナプキンも使っているので、新しい生理用品「吸水ショーツ」に興味津々でした。
「吸水ショーツ」を購入してみたら…とにかく快適です!
吸水部分は少し厚みがありますが、洋服のラインに影響を与えるほどではありませんし、履き心地も普通の下着を履いてる感覚!
タンポン派でも月経カップ派でも、結局はナプキンをつけない生理はあり得ませんよね。
布ナプキン派でも、パンツの上に装着するという意味ではナプキンと似たような使い方です。
生理期間中、ずっとパンツに何かしら装着して生活している。
それがなくなるだけで快適になり、驚きました!
肌に違和感がないから、生理中であることを忘れてしまうほど。
塊がドバっと出た時だけは「あ、生理だったんだ」と思い出せるんですが…それ以外は本当に快適に過ごしています。
また、ナプキンよりも「漏れない!」という安心感があるのには驚きました!
「今更、他の生理用品を試すのが面倒」と思う人もいるかもしれませんが、値段の安い吸水ショーツでもいいので一度試してみて欲しいです。
ナプキンのない生理って、思った以上にストレスフリーです!
【吸水ショーツのメリット】ナプキン代の節約、ゴミ削減
「吸水ショーツ」は、洗って繰り返し使える生理用品です。
メーカーにもよりますが100回の洗濯に耐えられるなど、長い期間使えます。
吸水ショーツを最初に買うので初期費用はかかりますが、その後のナプキン代を減らせることを考えると…節約にも繋がると私は感じてます。
だって、吸水ショーツを使ってから、ナプキンを買う頻度が本当に減りました。
毎月毎月、「ナプキンまだあるんだっけ?」と思いながらドラッグストアで買い足す日々から解放されます。
しかも、ナプキンって1種類だけあればOKという人は少ないですよね。
昼用、昼の多い用、夜用、タンポン、シンクロフィット、月経カップなど使う時間や月経量によって必要なアイテムが変わってきます。。
ほとんどの人が2種類~4種類ほどの生理用品を使用していると思うので、毎月買い足すとなると結構なお金がかかりますよね。
吸水ショーツがあれば、吸水ショーツ+タンポン、吸水ショーツ+ナプキン…と併用使いするのことで生理用品の購入頻度が減ります。
もちろん、吸水ショーツだけで足りる人はナプキンもいらないと思います!
私は購入する生理用品が減り、かなり費用も抑えることができています。
夜用ナプキンなんて、念のためにストックしていますが…もう必要ない気がする。(一番値段の高い夜用を買わなくて良いのは嬉しい。)
生理の時は吸水ショーツを使っていますが、普段(おりもの)は布ナプキンを使っています。
おりものシートを布ナプキンにするのは手軽なのでおすすめです!
【吸水ショーツのメリット】肌荒れから解放!気持ち悪い感触はある?
ナプキンって、肌荒れしますよね。
生理が終わるまで24時間ずーーーっと付けてるんですから、そりゃ蒸れるし肌もかゆくなったりします。
でも、吸水ショーツを使うと、ナプキンの装着時間を減らすことになり肌への負担が減ります。
私は、かゆみ・荒れから解放されました!
トイレに行った後、血がついた下着を再び履くことが「気持ち悪い」「衛生面は大丈夫?」と感じる人もいるようです。
確かに、血が付いたままのナプキンをトイレ後にそのまま装着するのは不快です。
吸水ショーツを不安に思う気持ちも分かります。
でも、吸水ショーツのメーカー側もそういうデメリットを打破すべく開発しています。
私は、予想していたより濡れた感覚がなく、気持ち悪さを感じていません。
塗れたオムツのような感じを想像していたんですが…ちゃんと吸収されるので不快感はなし!
(経血が溜まってくると、なんとなく溜まっている感覚は分かるし、トイレ後に履くとヒンヤリ感じる時もありますが不快とまでは思いません。)
各メーカーとも、防臭作用・抗菌作用を試行錯誤して開発しているのでニオイも思ったよりなくて安心しました。
さすがにトイレに行くとニオイを感じますが、生活している中で気になることはありません。
月経量や気温などによってニオイの有無・程度は変化すると思うので、吸水ショーツとナプキン(タンポンや月経カップ)など併用することで、気になるニオイも抑えられると思います。
【生理・吸水ショーツ】デメリット紹介!対策で解決できる
【吸水ショーツのデメリット】漏れる?対策したらOK
「吸水ショーツ」と聞いてまず思ったのは「パンツ履きっぱなしなの?漏れるに決まってるじゃん!」でした。
経血量が少ない人なら心配せずにチャレンジできるとは思いますが…量が多い人からしたら「漏れたら…どうしよう」ですよね。
確かに、漏れる可能性はゼロではありません!
実際、吸水ショーツの口コミなどを見てみると漏れた経験がある人はいます。
でもそれは、ナプキンやタンポンなど他の生理用品でも同じことが言えると思います。
「吸水ショーツだから絶対大丈夫」と過信せず、自分の生活リズムや月経量に合わせた使い方を選択すれば失敗する可能性は減ると思います!
吸水ショーツを使用している私が「漏れないために大事だと思うこと」は…
- 自分に合った吸収量なのか?
- 自分に合ったサイズなのか?
の2点です。
「漏れる心配」をクリアするためには、吸水ショーツを購入する時に自分に合った吸収量であるか?が一番重要になります。
月経量がとんでもなく多い人は、昼用22cmのナプキンだけでは無理ですよね。
それと同じように、吸水ショーツにも吸収できる量が色々とあるんです。
例えば。
国産メーカーの「Be’-A(ベア)」は、5層構造でタンポン12本分(約120ml)の吸水量があります。
量が多い人は、吸収量が多いタイプを選んでおくと良いかもしれません。
私の場合は、ナプキン3~4枚分ぐらいの吸収量があれば日常生活に支障はありません!
ほとんど昼も夜も吸水ショーツのみで過ごしていますが、夜もぐっすり眠れます。
量が多い日は、起床後に新しい吸水ショーツに着替える…と工夫はしています。
また、吸水ショーツは他の生理用品と合わせて使うことで漏れる心配が激減します。
月経量が多くても外出が必要な時は、吸水ショーツ+タンポン(もしくは月経カップ)を併用しています。
外出時間が短い時、月経量がピークを過ぎている時は吸水ショーツのみで出掛けます。
自分に合った組み合わせを見つけると快適に過ごせると思います!
- 吸水ショーツ+タンポン・・・量が多い人向け、交換が可能
- 吸水ショーツ+月経カップ・・・ゴミが出ないエコフレンドリー
- 吸水ショーツ+シンクロフィット・・・体内に入れるのが苦手な人向け
- 吸水ショーツ+ナプキン・・・最初はナプキン、その後ショーツ
私は、外出先で漏れた経験はありません!
加えて、漏れないためには自分の体に合ったサイズを選ぶことも大事です!
ショーツのサイズが合ってないと、太ももの付け根あたりから横漏れすると思います。
お尻・ウエスト部分が大きければ夜寝ている時に伝い漏れしてしまう可能性も。
「いつも下着はMサイズだから吸水ショーツもMで良いでしょ、たぶん」なんて選び方をすると失敗するかもしれません。
メーカーに詳しいサイズが掲載されているので、ウエストやヒップのサイズから選んだ方が良いです。
私が購入した吸水ショーツの「コンフィッツ」に関しては、普段よりワンサイズ下を選ぶとピッタリでした。
SとXSを購入して比べてみましたが…XSの方が体にピッタリ合っていました。
でも、Sも決して大きいわけじゃありないので…試してなければ分からなかった差だと思います。
(Sを捨てるのはもったいないので、月経量ピークを過ぎたら使用しています。)
私のすすめで「コンフィッツ」で購入した友人も、普段はMサイズ着用ですがSサイズがピッタリだったようですし。
吸水ショーツは、まずは家にいる時に試してみるのがおすすめです!
もし外出先で漏れたら大変ですからね。
自分の月経量などを見極めつつ、吸水ショーツと付き合っていくと失敗しません。
【吸水ショーツのデメリット】洗い方は?手洗いして洗濯機に入れるだけ!
繰り返し使える「吸水ショーツ」の最大のデメリットは、洗う手間がかかることです。
確かに、たくさん血を吸ったパンツを洗いたくない気持ちは分かります。
それが気持ち悪いと思う人は、吸水ショーツは難しいかもしれません。
ただ、吸水ショーツを使用している私の感想としては「お風呂で手洗いするだけなら負担じゃない」です。
メーカーによっては重曹などに漬け置きする必要がありますが…それは面倒なので選ばないようにしてます(笑)
私が使用しているコンフィッツでは、水洗い+洗濯機でOK。
(おすすめしているBe’ーA(ベア)も同じような洗い方で大丈夫です。)
私は、お風呂に入る時に水ですすぎながら洗います。
(経血は40℃以上だと落ちにくいので、水かぬるま湯で洗った方が良い。)
血が出てこなくなるまで洗ったら、後はネットに入れて洗濯機で回すだけ。
普通の下着に経血が付いた時って洗うの大変じゃないですか。
いくら洗っても血の跡が薄く残ったりして。
でも、吸水ショーツだとそこまで神経質に洗う必要はありません。
吸水部分は血が目立たない黒色だし。
水ですすいで血が出なくなったらOKって感じなので、洗い方のハードルは低い。
想像してたより簡単だなーと思います。
吸水ショーツは乾燥機にかけることは出来ないので、洗濯後は干す必要があります。
吸水部分が乾きやすいように干したら終了。
お風呂に入る時に洗うのが一番良いかな、と個人的には思いますが、それも面倒だと感じる場合は…おすすめできません。
私は、「面倒ではあるけど、吸水ショーツの快適さを考えたら少しの手間ぐらい大丈夫!」派です。
1枚だと厳しいですが、3枚ぐらいあるとなんとか着回すことができます!
【吸水ショーツのデメリット】初期費用がかかる!コスパは良い
吸水ショーツのデメリットは、初期費用がかかることですね。
「吸水ショーツ買ってみたい!」と思って調べた時、予想より吸水ショーツの値段が高くて驚きました。
主なメーカーの吸水ショーツの値段をご紹介します。
- Be’ーA(ベア)・・・7,590円~
- THINX・・・6,200円
- Moon Pants (ムーンパンツ)・・・5,280円~
- Nagi(ナギ)・・・5,400円~
- COMFITS(コンフィッツ)・・・2,090円~
5000円以上がメインの価格帯って感じですね。
しかも、吸水ショーツはたった1枚じゃ使い回しに間に合わないので…せめて2枚~4枚以上は欲しい。
そうなると、かなりの初期費用がかかります。
でも、忘れちゃいけないのが使い捨てではないということ。
繰り返し使えるんです。
おりものシートも市販の使い捨てシートをやめて、繰り返し使える布ナプキンにしているエコ派の私としては、絶対的に吸水ショーツもコスパが良い!
使えば使うほどナプキン代を節約できるので、お得だと思います!
安い吸水ショーツなら【コンフィッツ】
私が最初に購入したのは、吸水ショーツの中でも安い価格の「コンフィッツ」です。
「フランデランジェリー」という下着メーカーなんですが、吸水ショーツも販売しています。
「どうにか安く吸水ショーツ買えないかな?」と探していて見つけた、2,000円台の吸水ショーツ!
口コミ数も多いし、サイズや種類も豊富。
2000円台だから期待していなかったんですが…普通に使えます!
一番使いやすいと思うのは、通気性があるのにナプキン3枚分のheavyです!
(気に入ったので買い足しました。)
ボクサータイプで、吸収量はデイ用ナプキン4枚分(60ml)も使用しています。
夜、寝る時はボクサータイプで寝てます。
漏れた経験はありません。
2種類から選べます。
- Special(多い日用):60ml
- Special+(超多い日用):75ml
「物は試し!」と吸水ショーツにチャレンジしたい場合はコンフィッツおすすめです。 ▼
楽天市場 fran de lingerie(フラン)というわけで。
自分に吸水ショーツが合うか試してみたい人は、値段の安い「コンフィッツ」で1枚購入してみるとのがいいかもしれません。
量が多い人はheavyタイプがおすすめですが、昼・軽い日用の「レギュラー」タイプがおすすめです。
月経カップも洗って繰り返し使えるエコな生理用品です。
月経量だけでなく色、塊などを目で見て把握できるので健康管理にもなります。
慣れたら出し入れもスムーズにできるし、最長12時間つけたままでいられるのは助かります!
- 参考記事 >> 【月経カップ】使い方、取り出し方のコツ紹介!慣れたら快適生活
感想
とにかく、吸水ショーツはおすすめ!の一点に尽きます。
洗う手間・初期費用というデメリットはありますが、それを上回るメリットの多さに私はやられました!
漏れる対策は、給水量とサイズをきちんと選んだ上で、他の生理用品を併用することで解消されます。
「もっと前に吸水ショーツの存在を知っていれば!」と思ってしまうほど、吸水ショーツで過ごす生理は快適です。
不便の多い生理期間を少しでも楽に、コスパ良く、快適に過ごすために色々な商品が開発されていくのは嬉しいですね!
ありがとうございます。