靴を買う時、デザインやサイズを重要視しますよね。
しかし、「よし、新しい靴で出かけよう!」と、家から一歩出ると…靴底が滑る! なんて経験ありませんか?
購入する時、デザインや履き心地は注意して見るのに…靴裏まで見ていなかった!という後悔…。
なるべく手軽に安く、滑り止めをつけよう!と100均商品を使って滑り対策をしました。
100均で出来る、靴が滑らなくなる方法をご紹介します。
靴底に滑り止めが必要な理由
可愛い靴って、靴裏に滑り止めがついていない事が多いです。
デパートなどのツルツルした床で滑ったり、雨の日に滑ったり…。
多くの方が経験あることだと思います。
しかし私は今まで、「滑るなぁ」と思いながらそのまま過ごしてきました。
でも、横浜に引っ越して来てからというもの「坂が多くて靴底が滑ると歩きにくい!」ということを実感しました。
滑り止めがないって、単に危険なだけではありません。
滑り止めがあるから歩きやすいんです!
平坦な道を歩いていると気づきませんが、坂道では、滑らないように普段より余計に力を入れて踏みしめているんです。
ヒールの高いパンプスを履いた時、靴の中で足が前に滑らないように足の指に力が入ってしまうのと同じです。
余計な力が必要なので、より足が疲れたり痛くなるんです。
また、滑り止めは歩きやすい以外にも、メリットがあります。
擦り減りから守り、靴を長持ちさせます!
ヒール(かかと)部分だけが擦り減っているように感じている人もいると思います。
もちろん、ヒール(かかと)部分も擦り減りますが、意外にも前側にも負荷は掛かっているんです。
靴裏が摩耗することで足裏が痛くなったり、靴底が薄くなり履けなくなる可能性もあります。
<滑り止めが必要な理由>
- 滑りにくくなる
- 歩きやすくなる
- 靴の保護
靴底の滑り止めを、侮ってはいけませんね。
地味だけど、頼れる存在です。
100均「靴底滑り止め」を試してみた
【ダイソー】貼り付けるだけ滑り止め
靴底に滑り止めを付けることが初めてなので、お金を掛けずに挑戦しようと思いました。
最近は、何でも100円ショップに売っているのでダイソーで購入してきました。
ダイソー 靴底に貼り付けて雨や雪の時のすべり止めに 靴底用 滑り止め

今回、滑り止めを貼る靴がこちらです。
ダイアナのローヒール。

裏が見事にツルツルです。
【100均ダイソー】滑り止めを貼る方法
滑り止めを貼る際、靴裏を傷つける必要があります。
(滑り止めシールの密着度を高めるためだと思います。)
滑り止めのシールと一緒に紙やすりも入っているので、自分で用意する必要はありません。

靴裏の、滑り止めを貼りたい部分にやすりがけをします。

滑り止めシールを貼る場所に、ペンで印を付けると分かりやすいと思います。
私は面倒なので、なんとなくの位置にやすりをかけました。
薄っすらと傷が付きました。

削った汚れを払い落とし、滑り止めシールを貼ります。

上から手で押さえ、密着させました。
左右どちらも貼り終えました。

黒のシールだったので、後から貼ったシールが目立たない!
むしろ自然な出来栄えです。
滑り止めシールの厚みは、歩いていて違和感を感じない薄さです。
しかし、薄くてもしっかりと滑りを防いでくれます!
とても簡単なので、一気に2足の裏に貼りつけました!

たったこれだけの作業で、滑りから解放されるなんて素晴らしいです!
【100均の裏張りシール】実際に歩いてみた感想
早速、滑り止めがどのような感じになるのか、靴を履いて出掛けてみました。
以前から「つるつる滑るなぁ」と感じていたコーナンへ行きました。
「お! 前と違って滑らない」
そう感じました。
ただ、滑り止めが貼っていない部分に体重をかけると滑ります。
靴の裏全体に滑り止めが貼っているわけではないので、ツルツルの部分が滑るのは当たり前ですね。
ということは、滑り止めを貼る部分はしっかり地面と接地して、体重が掛かる場所が良いと思います。
普通の歩き方では、恐らく中央部分ですね。
もしかしたら、がに股・内股歩きだと少し違うかも…?
自分の靴底の、どの部分が擦れているのか確認して、その部分に滑り止めを貼るのも良いかもしれませんね。
たった100円で出来た滑り止め、十分な仕上がりで私は満足しました!
あとは、剥がれないのかが心配ですね。
追記:裏張りシールを貼ってから3年経過しましたが…剥がれていません!
【100均の滑り止めのデメリット】黒以外の靴底
ベージュの靴底にも貼ってみました。

さすがにベージュ系の靴底に黒の滑り止めを貼ると…目立ちますね…。
靴裏をわざわざ見られる機会はそうそうないと思いますが…少し気になります。
残念ながら、100円ショップではベージュの滑り止めは売っていませんでした。
こんなに手軽に貼れるなら、100円以上の金額を出しても良さそう。
ベージュ系の滑り止めを600円程度で見つけました。
100均よりは高くなりますが、修理屋に出すより格安です。
黒とベージュが売っているので、色々な靴に対応できます▼
次回、ベージュ系の靴底にはこちらを注文しようと思います。
【靴の滑り止め】靴の修理屋さんで裏張り
自分で手軽に貼れる滑り止めを今回ご紹介しましたが、あくまでも部分的な滑り止めです。
靴底全体を保護するという目的には、少し心もとないと思います。
その点、靴の修理屋さん等では、全体に滑り止めを貼ってくれます。
- ミスターミニット・・・婦人靴:¥2,300(税別)~
- ミスタークイックマン・・・ソールの種類により値段に差あり。¥1,600 ~
前部分のみの「ハーフソール」が良いのか?全体の「オールソール」なのか?
雪でも滑らないためにはどうするか?
細かい悩みを相談できるのは、お店ならではですね。
大切にしたい靴などは、お店にお任せした方が良いでしょうね、きっと。
靴の中敷きが古くなったので、新しい中敷きに交換しました。
1000円できれいになり、新品に戻ったようで嬉しいです。
- 参考記事 >> ダイアナへ靴修理に出した!中敷き交換の料金・期間・店舗・頼み方。
感想
靴底の滑り止めがあるだけで、滑らず歩きやすくなります。
また、擦り切れから保護する役割も担っています。
100円ショップで買った「滑り止め」は黒のみしか売っていないのが残念ですが、手軽に簡単に貼ることが出来ました。
ベージュの滑り止めは、100円以上出した方が見た目が良いと思いました。
大切にしたい高い靴などは、靴の修理屋さんへお願いするのが良いと思います。
いつか機会があれば試してみたいです。
ありがとうございます。