ゆうきYUKI
猫と一緒に暮らしていれば「どうやって脱走を防ぐか?」を考えるのが飼い主にとっての使命です。
我が家の猫は大人しく怖がりですが、念のために玄関へ続くリビングの扉に脱走防止フェンスを設置しています。
賃貸であるため釘などは使わずに、なるべく安くDIYしました。
DIYといっても私はホームセンターで木をカットしたりするのが面倒だったので、突っ張り棒+パネル(フェンス)で扉を作りました。
(アイリスオーヤマのメッシュパネルという頑丈なフェンスを使っています。)
結束バンドで止めるだけの簡易的な脱走防止ドアですが、壊れることもなく使えています!
オーダーメイドするまではいかないけど、カギがかけられる扉を作りたい方向けです。
目次
【猫の脱走防止】玄関から出さないためのフェンス・ドアが必要
猫を飼うなら脱走防止ドアが必要!脱走された経験談
猫は、好奇心旺盛な動物です。
我が家の猫は、基本的に小心者で大人しく、来客があると自分から部屋の奥に隠れてしまうタイプです。
怖がりで大人しい性格の猫でも、脱走する可能性はあります。
というか、脱走された経験があるんです。
以前住んでいた家の玄関が横開きタイプ(横にガラッと開ける)で、玄関にも網戸が付いていました。
その網戸を猫が開けて脱走したんです。
幸いにも、無事に数分で帰ってきたので良かったのですが…飼い主としては戻って来るまでの時間、怖かったです。
飼い主が出入りする瞬間・来客が出入りする瞬間などにパッと足元を走り抜けて出て行ってしまう子もいます。
一度、外に出てしまうと自力で家に戻れない猫が多いです。
また、戻って来たとしても好奇心旺盛で何度も脱走しようと試みる子もいます。
脱走してしまうと、外で事故にあう可能性・ケガをする可能性があります!
そんなことにならないように、玄関前もしくは玄関に続く場所に扉を設置しています。
賃貸でも設置できる「脱走防止フェンス」はあるか?
猫の脱走防止策を施す場合、賃貸である我が家は色々な制限があります。
ほとんどの賃貸契約は、部屋を退去する時に原状復帰する必要があると思います。
釘などで穴をあけたり、傷を付けてしまうと、原状復帰させるのに高いお金を払わなくちゃいけません。
賃貸で注意することは、釘を打ったり傷つけない・床を傷つけないなどです。
ということで、賃貸でも設置できる脱走防止ドアが必要です。
脱走防止ドアは、自分で作る、市販品を買う、オーダーメイドを注文する、の3つの選択肢があります。
市販品もありますが、あまり心が惹かれる商品はありませんでした。
オーダーメイドでは、素敵な脱走防止扉を作成してくれる「ねこ工房」という店があります。
賃貸でも傷つけずに設置できるドアを、市販品と変わらないぐらいの価格で作ってくれます。
高級感がある木製、鍵もあり、バネ式の突っ張りタイプ、と私の要望すべてを満たしています。
しかも、扉の写真・レビューを書くことで最大3,000円のキャッシュバックが受けられます。
万が一、扉を乗り越えたりした場合は全額返金というのも素晴らしい。(※購入後40日間以内などの条件はあり)
私も、本当ならこんな素敵なドアが良い…。
でも、賃貸でいつ引っ越すか分からない現状ではオーダーメイドに手が出せません。
【玄関の脱走防止フェンス】木・釘を使わず、なるべく簡単に作りたい
自分でDIYをして脱走防止ドアを作っている方々の中には、ホームセンターなどで木をカットして材料にしている人も多いです。
木で作った方が見た目は良いし、丈夫です!
でも…面倒なんですよね。
ホームセンターで木を切ってもらったり、釘を使うって私にはハードルが高いです。
そもそも、不器用なので果たして完成するのかも不明です。
なので、木は一切使わずにDIYしました。
突っ張り棒とフェンス(メッシュパネル)で作った簡易的なドアです。
【猫の脱走防止】賃貸でも出来るドア・フェンスの作り方
脱走防止ドア(フェンス)の完成図
我が家の脱走防止ドア(フェンス)の全体図がこちらです。
このドアの向こうが廊下、玄関に続いています。
開閉ができるので、人間は簡単に行き来ができます。
フェンスの左にピョンと飛び出しているのは、結束バンドです。
結束バンドは短くカットすることもでき、カットした方が見た目は良くなります!
(私は面倒なので放置したまま…)
【賃貸に設置している脱走防止フェンス】材料
木や釘を使わずに脱走防止ドアを作る場合、突っ張り棒を使えば簡単です。
<材料> 材料費 約¥11,632
- 突っ張り棒 2本
- フェンス (アイリスオーヤマのメッシュパネル) 各家庭のサイズ
- S字フック 1つ
- 結束バンド
- フェンスのジョイント (必要な場合のみ)
突っ張り棒は、L字型になった強力タイプを使用しています。
色々な種類がアイリスオーヤマに売っています。
>> アイリスオーヤマ 突っ張り棒 (1本 ¥2,280)
かなり強力なので、猫がフェンスに飛び乗ってもビクともしません。
フェンスも、アイリスオーヤマのメッシュパネルという商品を利用しています。
以前は、サッシ前に設置して脱走防止として使っていたものを再利用しました。
メッシュパネル MPP-4518 (45×180)▼ (1枚 ¥2,780)
我が家では横45cmのメッシュパネルを2枚つなげていますが、横90cmなどもあります。
高さも150cm・180cmなどあります。
ジョイントで繋げることができるので、色々なサイズに調節できます。
メッシュパネルは100均のフェンスを繋げることも可能ですが、頑丈さが全然違います。
100均に比べると少し高価に感じますが、ずっと使えるのでおすすめです。
全体の材料費は1万ちょっとなので、脱走防止ドアとしては激安にできました。
(S字フック、結束バンドは100均で購入することで節約しました。)
【猫】脱走防止フェンスの作り方・設置方法
① 突っ張り棒を設置する
脱走防止ドアをつけたい場所に、突っ張り棒を設置します。
② フェンスを突っ張り棒の片方に固定する
開閉しない方の突っ張り棒に、結束バンドでメッシュパネル(フェンス)を固定していきます。
床にフェンスが付かないようにするため&フェンスがずり落ちないため、突っ張り棒の下部分に結束バンドのみをいくつか設置しました。
これで、ズルッとフェンスがずれてこない。
もちろん、フェンスの上部分をきつく結束バンドで引っ張るように固定するのが大事です。
また、フェンスが重たいので、突っ張り棒の長さを調整するネジ部分にフェンスを乗せました。
開閉するたびにネジ部分を削っています…。
しかし! この2年間、扉として使用していますが一度もフェンスが外れたり壊れたりしていません。
もし、ネジ部分が本格的に壊れたなら、また新しい突っ張り棒に変えたらいいかな…程度にしか思っていません。
(※ちゃんとした扉を作る場合は、やっぱり木を使うのが良いと思います。あくまでも簡易的な作りです。)
しかも、よーく見ないと削れてるのはバレないです。
住人でさえ普段は気づかない。
③ カギとしてS字フックを固定する
猫がドアを開けないように、でも人間は開けやすいようなカギが必要になります。
リビングから出るたびに通るドアなので、面倒なカギにはしたくない…と思いました。
そこで、S字フックをフェンスに引っ掛けるだけのカギにしました。
大きめのS字フックを、開閉する方の突っ張り棒に固定します。
(突っ張り棒に入れ、結束バンドで絞めるだけ。)
固定したS字フックを、フェンスに引っ掛けるだけでカギになります。
もちろん猫はどうやっても外せません。
来客にも、一度説明したらすぐ理解できるような簡単な作りです。
我が家の「脱走防止フェンス」の注意点
我が家の脱走防止扉は、あくまでも簡易的な脱走防止ドアです。
見た目からも分かると思いますが、結束バンドで止めただけの扉なので定期的に緩みがないか注意してください。
と言いつつ、2年間緩んだことはありません。
猫がよくフェンスをよじ登っていますし、走って体当たりしたりしていますが…頑丈なドアです。
太めの結束バンドを使用しているからかな?
安全面を考えると、突っ張り棒は細いタイプではなく、L字になった太い強力タイプをおすすめします。
また、フェンスも100均より丈夫な物をおすすめします。
玄関に通じる場所は、自分達もよく通りますし、お客様にも目につく場所です。
フェンスは1枚(もしくは2枚)の方がスッキリして見えます。
アイリスオーヤマのメッシュパネルは、見た目が良いのはもちろんですが造りがしっかりしています。
使わなくなったら、他のアイテムと組み合わせることで間仕切り・家具に変化することもできます。
アイリスオーヤマの公式通販サイト >> 【アイリスプラザ】
5,000円(税込)以上の注文で送料無料になるのも嬉しいです。
(※沖縄、離島は離島料金がかかります)
ただ…我が家を見て分かったと思いますが、DIYだと手作り感いっぱいで安っぽさは出てしまいます。
突っ張りタイプの木製ドアが一番良いな…とは思います。▼
ねこ専用脱走防止扉[にゃんがーど]穴あけ不要の突っ張りタイプ ドア フェンス 賃貸 逃走防止
網戸の脱走防止フェンスは、100均で安くDIYしました。
参考記事 >> 【猫 脱走防止】突っ張り棒+フェンスで網戸の窓にDIY! 100均商品で対策。
感想
猫の脱走防止ドアを、安く・簡単にDIYしました。
本当ならば、木をカットして作るかオーダーメイドで注文するのが良いんだろうなぁー…と思います。
今は引っ越す可能性があるので、安く簡易的なドアを作りました。
アイリスオーヤマのメッシュパネルが丈夫で、見た目もスッキリしているのでリビングから見回しても違和感は少ないです。
猫のため、飼い主のためにも脱走防止の策は今後もしていこうと思います。
ありがとうございます。
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