猫は、ごはん（エサ）を吐き戻す動物だから仕方ない、と思っていました。
- ドライフードを食べた後すぐに吐き戻す…
- 週に1度、多い時は連続して吐き戻すので掃除が大変…
吐き戻しの原因を調べて色々な対策を取ってきましたが成果はなく…諦めていました。
しかし、皿の高さを今までにないほど高くしてみると…吐かないことが判明！
ごはん＋毛玉を一緒に吐き出すことはありますが、エサのみ吐き戻すことはゼロに近づきました！
市販のエサ台よりもっと高い20cmにしてみたら成果があったので、ご報告します。
「猫の吐き戻しを軽減するために対策をしても変化がない…」と思っている飼い主の方に教えたいと思いました！
【猫】吐き戻し対策で効果あり！エサ台を高くした！
【猫の吐き戻し防止】体に合わせて高さ20cm！（100均コの字ラックがエサ台）
ごはん皿の高さを変えてから、ほとんど猫が吐き戻しをしなくなりました！
毛玉（ヘアボール）を月1度の頻度で吐く時に、ごはんも一緒に吐き戻すことはありますが…ごはんのみを吐く回数は減りました！
ガツガツ食べちゃうと…たまに吐いてしまうんですけどね。
猫が吐き戻しをしなくなると…掃除が楽です。本当に。
そして、猫がツライ思いをしなくて良いのも嬉しい。
吐き戻しを軽減するための対策は、色々と紹介されていますよね。
- 食事の量を減らし、食事回数を増やす（一気食いをやめる）
- 深皿ではなく、浅い皿に変える（一気食いをやめる）
- 食器の位置を高くする（前屈み姿勢をやめる）
- 吐き戻ししにくいフードに変える
私がおすすめしたいのは、食器の位置を高くする！です。
それも、「数センチ高く…」と中途半端な高さにするのではなく…思い切った高さがおすすめ！！
猫の吐き戻し対策がこちらです。▼
コの字ラックが、とてつもなく貧乏くさいです…。
しかし、この高さが良い！
100均のコの字ラックの上に、高さのある猫皿を置いています。
床からごはんまでの高さが約20cm。
「20cmって…やりすぎじゃない？」と思う人がいるかもしれません。
でも、この高さ以外では吐き戻しが頻発していたんです！
現在の猫の食事風景をご紹介します。
首・頭は真っすぐの状態です！
ここまでエサ台を高くしてあげることで、やっと吐き戻しをなくすことが出来ました！
今までの吐き戻しが嘘みたい！
コの字ラックではなく、現在は無印良品の「アクリル仕切棚・大」を使っています。
【猫の吐き戻し】床に置くのはダメ！
最初は、床に皿を直接置いていました。
低い位置にごはん皿があると…数えきれないほど、吐いてきました。
猫って吐き戻しする動物だと思い込んでいたので、吐いても猫が元気なら大丈夫だろう！と思い、何も対策を取ってませんでした。
週に1度ぐらい吐くこともあったので…猫自身に負担がかかっていたと思います。
もちろん、吐く度に掃除するのも大変でした。
猫がカーペットに吐き戻したシミ汚れを落とすには、オキシクリーンが良いですよ！▼
- 参考記事 ＞＞ 【猫】カーペットに吐いた！シミの掃除方法を紹介
【猫の吐き戻し】少し高さを上げてもダメだった！（6cmの台）
「猫の吐き戻し防止には、食べやすい姿勢にしてあげるのが良い」と聞き、実行していました。
100均の発泡スチロール製のレンガの上に置くと、高さは約12cmまで上げることができます。
確かに、床に直置きしていた時よりは吐き戻しの頻度は減った気がするけど…「なんとなく減ったかな？」と思う程度。
約12cmの高さにしても、効き目バツグンの軽減対策ではありませんでした。
ネット通販などで人気のある「猫のごはん台・皿」は高さがある物が多いです。
吐き戻し対策に良い！と言われてますが、結局は個人差があるんだろうな…と諦めていました。
しかし、更に高い20cmにすることで吐き戻しがピタリと止まったんです！
本当に驚きました。
【猫の吐き戻し】原因は姿勢が悪く、逆流しやすいことだった！
猫がごはんを吐き戻してしまう原因を調べると、エサ皿の高さが低いことが紹介されていることがあります。
確かに、低いエサ皿だと…頭・首は下に降りています。
胃の高さはそのままなので…食道が不自然に曲がってしまうんですよね。
胃までスムーズに運べずに逆流してしまうことが、吐き戻しの大きな原因です。
また、胃が圧迫されるので、ごはん量もあまり入りません。
→確かに、前はごはん残しまくり。
今は、皿が空っぽになるのが当たり前になりました！
（猫の食欲がないことに悩んでいる飼い主さん、結構いると思います。
私もそうでした。
もし、ごはん台が低いなら高さを変えてあげると変化があるかもしれません。）
加えて、前屈み姿勢は猫の関節に負担がかかってしまいます。
人間だって無理のある姿勢で食事したら、体のどこか痛くなります。
とにかく、前屈み姿勢で食事をさせるのは体に良くないんですね！
【猫の吐き戻し】病気かも？注意すべき場合（病気・誤飲）
食器の高さを変えるだけで、猫の吐き戻しを防止することに成功しました！
しかし、吐き戻し全てが前屈み姿勢が原因だと決めつけるのは危険です。
重大な病気が隠れている場合があるかもしれません。
猫が吐いた場合は、「またか…」と思わず、きちんと猫を観察してあげてください。
＜吐き戻しの主な原因＞
- 早食い・食べすぎ・・・空気を飲んだり、食後に水を大量に飲んだ場合
- 誤飲・・・異物を外に出そうとしている場合
- 病気・・・寄生虫や胃腸炎、ごはんのアレルギーなどが出た場合
- 皿の高さ・・・前屈みの姿勢が原因の場合
病気や誤飲の可能性がない場合、ごはん皿の高さのことを考えてあげてください。
また、ごはんを入れる食器自体が高さのある物もおすすめです。
体格に応じて高さが3つから選べます。▼
12cmのハイタイプですが、安定したごはん皿もあります。
ルクルーゼ製…飼い主の皿より高級ですけど…可愛い。▼
ル・クルーゼ(Le Creuset) ペット ボールハイスタンド・ペットボール チェリーレッド 【日本正規販売品】
（amazon）
我が家は無印の「アクリル仕切棚」を使っていますが、不便な点もなく満足しています。
高さが16cmあるので、ちょうど良い高さです。
（amazon）
猫が水を飲まない場合の対策も紹介してます。▼
- 参考記事 ＞＞ 【猫】水飲まない時の対策！一番効果があった飲ませ方は？
感想
「猫はよく吐く」と諦めていましたが、実は食事する姿勢が苦しくて吐いていただけなのかもしれません。
食器の高さを20cmに変えると、全く吐かなくなったんです。
毛玉を吐く必要はありますが、頻繁だった吐き戻しはなくなりました！
猫用品にこだわらず、犬用品も検討してみるとピッタリの商品がみつかるかもしれません。
猫が吐かなくなって…猫だけじゃなく飼い主も嬉しいです。
ありがとうございます。
