ここ数年、カジュアルな帽子(キャップ)が女子の間でも流行っています。
私も、夏から冬まで1年中帽子(キャップ)を着用することが多いんですが帽子愛用者にとって困る悩みがあります。
それは「帽子の内側におでこのファンデーションが付いてしまうこと!」
帽子(キャップ)に付いたファンデーションは、洗ってきれいに落としましょう!
【中性洗剤・石鹸・メイククレンジング剤・オキシクリーン】の4つの洗剤を使ってファンデーションの汚れが落ちるか試してみて分かったことをご報告します。
帽子(キャップ)についたファンデーションの洗い方・洗剤、汚れないための防止策についてご紹介します。
【帽子(キャップ)】ファンデーション汚れは放置しない!
【帽子/キャップ】ファンデーション汚れが付きやすい!
帽子の内側は、どうしてもおでこ部分のファンデーションが付着しやすいです。
私の帽子(キャップ)も、ご覧の通りファンデーションで汚い…
どう被っても、おでこ部分が当たってしまいます。
内側の布が白い場合、私のようにファンデーションが目立ってしまいます。(もちろん、黒でもファンデーションが白く目立つんですが…)
周囲にバレるのが恥ずかしいので、無意識に人前で帽子(キャップ)を取らないようにしていました(笑)
【帽子/キャップ】ファンデーション汚れが落ちない理由
帽子の内側についたファンデーションは、なかなかキレイに落ちません。
私は【中性洗剤・石鹸・メイククレンジング剤・オキシクリーン】と4つの方法でファンデーションを落とそうと試しましたが、全てのファンデーションを消し去ることは無理でした。
- 中性洗剤
↓ - 石鹸
↓ - クレンジング剤
↓ - オキシクリーン
4回も洗ったにも関わらず、薄っすらファンデーションが残りました。
完全にファンデーションが落ちなかった原因は、洗うまでの期間が長かったことが挙げられます。
1年近く放置していたので、汚れが繊維の奥まで浸透したんです。
さらに着用を重ねることでファンデーション汚れが分厚くなりました…。
ファンデーションは顔料+油で作られています。(顔料とは粘土鉱物のこと)
ただでさえ油は落ちにくいのに粘土と混ざっているんです。
粘土+油…と想像するだけで頑固さが伝わってきそう。
帽子(キャップ)にファンデーションが付いたなら、早めに洗うことをおすすめします!
私のように長時間放置+更なる着用を続けていると、洗剤を使っても汚れが思うように落ちなくなります。
- 帽子についたファンデーションは、落ちにくい
- 早めに洗うことで汚れは落ちやすい
薄いファンデーション汚れなら、4つの洗剤のうち1つを試せば落とせる可能性が高いです。
私のように頑固な汚れに変化した場合は、1つだけではなく複数試してみてください。
私は【中性洗剤・石鹸・クレンジング剤・オキシクリーン】と順番に試して、やっと落ちた感じです。(それでも完璧じゃない)
<ファンデーション汚れを放置したら…>
- 薄い汚れ…どれか1つの洗剤で落ちる
- 濃い汚れ…1度ではなく何度も洗う必要がある
【帽子(キャップ)】ファンデーションの洗い方・落とし方
【帽子/キャップ】洗えるか?洗濯表示の確認
まず、帽子(キャップ)を水に浸けても大丈夫なのか洗濯表示を確認する必要があります!
内側に付いているタグを見ます。
一番左の絵(マーク)は、水洗い可を表しています。
水洗いができない素材で作られた帽子(キャップ)は、クリーニングに出すのが安心です。
水に浸けたことで汚れが広がったり、色が抜けてしまう場合もあります。
【帽子のファンデーション汚れ】中性洗剤(おしゃれ着洗剤・台所用洗剤)で洗う
家庭にある中性洗剤を使って、手洗いを行います。
おしゃれ着洗剤や台所用洗剤が中性洗剤です。
①洗剤をファンデーション汚れに付けて、少し放置します。
②ぬるま湯をため、少し中性洗剤を入れた状態で帽子を押し洗いします。
この押し洗いで、帽子(キャップ)の大まかな汚れは落ちます。
③ファンデーション汚れ部分は、手でこすり洗いします。
押し洗い後の水は、うっすら茶色になりました。
ファンデーションが落ちたせいもありますが、ホコリ・汗などもあると思われます。
④洗剤の泡がなくなるまで、何度か水ですすぎ洗いをします。
泡が出なくまるまで、しっかりすすぎ洗いをしたら完了です!
【帽子のファンデーション汚れ】石鹸で洗う
中性洗剤がなければ、石けんで洗っても大丈夫です。
ファンデーション部分に石鹸をこすり付け、手で揉み洗いします。
泡がなくなるまですすぎ、形を整えて干せば終了。
【帽子のファンデーション汚れ】メイククレンジング剤で洗う
メイクをクレンジング剤で落とすように、帽子に付いたファンデーションもクレンジング剤で落とすことができます。
私は泡タイプのクレンジング剤を使いましたが、クレンジングオイルの方が浸透しやすいようです。
クレンジング剤を帽子に付ける場合、濡らす前の乾いた状態が望ましいです。(メイクを落とす時に、濡れた顔じゃメイクが落ちにくいのと同じ)
クレンジング剤が繊維の奥まで馴染むようにすると、汚れが落ちやすいです。
歯ブラシなどを使って叩き洗いをしても良いです。
【帽子のファンデーション汚れ】オキシクリーンで漬け置き洗い
オキシクリーンを持っている人なら、ファンデーション汚れもオキシクリーンで落としたい!と思うかもしれません。
オキシクリーンは汗じみ・血液などは落としてくれますが、ファンデーションを劇的な白さまで落とすことは難しいです…。
ただし、数時間の漬け置き+こすり洗いでファンデーションもかなり落ちます。
オキシクリーンを溶かす温度は、なるべく高い方が効果的です。(60℃に近い温度)
私が最後に試したのがオキシクリーンでした。
- 中性洗剤
↓ - 石鹸
↓ - クレンジング剤
↓ - オキシクリーン
他の洗剤で洗った後にオキシ漬けしたのが効いたみたいです。
頑固なファンデーション汚れは、色々な洗剤で洗った上、最後はオキシ漬けすることで薄くなりました!
【帽子のファンデーション汚れ】洗濯機での落とし方
帽子の型崩れを防ぐためには手洗いが望ましいですが、洗濯機で洗うことも可能です。
<洗濯機を使った帽子の洗い方>
- ファンデーション汚れに直接洗剤をつけ、ネットに入れます。
- 手洗い・おしゃれ着コースで洗います。
- 脱水は軽めに設定し、回しすぎない。
乾燥機までOKな帽子なら良いですが、ほとんどの帽子が乾燥機はNGです。
手洗いの時と同じように日陰に干します。
【帽子/キャップ】脱水方法・干し方のコツ
すすぎ洗いが終わると、帽子(キャップ)の水気を取って干します。
バスタオルなどで挟み、水気をとるだけで十分です。
洗濯機でも洗える形・素材の帽子は、数分だけ脱水にかけても良いと思いますが、キャップのようにツバ部分の形が崩れる恐れがある帽子は、手で水気を取ります。
水気を取った後は、使ったタオルを帽子に詰め込みます。
タオルを詰めた状態で干すと、帽子の型崩れを防ぐことができます。
ネットなどの上で帽子を干します。
色落ちなどの危険があるので、日陰などに干す方が安心です。(私は室内干しです)
セーターなどを干す平干しネットがあると便利です。100均・3coinsでも売られています。
【帽子(キャップ)】ファンデーションが付かない工夫・対策
ファンデーションをおでこに塗らない
帽子(キャップ)にファンデーションが付くのを防ぎたいですよね。
一番効果的なのは、おでこにファンデーションを塗らないこと!
パッと近所に出掛けた時や、外出先で帽子を取らないなら良いかもしれませんが…毎回おでこにファンデーションを塗らないのは難しい気がします。
完全に塗らないのは難しいですが、ファンデーションを薄めに塗る・色のついてないパウダーにするのは可能かもしれませんね。
【帽子のファンデーション汚れ】ベビーパウダーで対策
「ベビーパウダーを帽子にはたく」という対策をネットで見かけました。
ベビーパウダーをはたくとファンデーションが直に帽子に付かないので汚れにくく、洗濯も可能、とのこと。
ベビーパウダーの主成分であるタルクが汚れが布に密着するのを防いでくれるようですが…なかなか難しい気がするのは私だけでしょうか。
髪の毛にベビーパウダーの白い粉が付いてしまいますよね、きっと。
もしベビーパウダーをはたくなら、髪が白くならない程度にベビーパウダーは薄く…がポイントな気がします。
【帽子のファンデーション汚れ】汚れ防止ガードをつける
帽子(キャップ)にファンデーションを付けないための防止策として良いな!と思ったのは、帽子の内側に汚れ防止のガードを付けることです。
汚れたら剥がして捨てるだけなので、とても簡単!
- amazon >> ファンデーション付着防止シール ブラック hat-seal1(白もあり)
好きな長さでカットできるので、ファンデーションが付きやすい前面のみ貼ればテープも節約できます!
洗う作業はやはり面倒なので、捨てられるのは楽です。
帽子のファンデーション汚れも落とすオキシクリーンは、普段の洗濯にも使えます。
靴下の黒ずみ・タオルの嫌な臭いがなくなる!
- 参考記事 >> オキシクリーンで洗濯!簡単な使い方で汚れ・臭い・黄ばみを落とす!
感想
帽子(キャップ)の内側に付いてしまうファンデーション汚れは、なるべく早めに洗った方がきれいに落ちます。
時間が経つと汚れが繊維の奥に入り、なかなか落ちません。
中性洗剤・石鹸・クレンジング剤・オキシクリーンの4つの洗剤を試してみましたが、汚れの落ち方はあまり変わりませんでした。
繊維の奥まで洗剤を馴染ませることで落ちやすくなると感じました!
帽子にファンデーション防止のシールを貼るのは楽だし、衛生的だと思います。
ありがとうございます。