ゆうきYUKI
冬になると毎年、暗示にかかったように着ていたユニクロの「ヒートテック」
「暖かいインナーと言えばヒートテック」みたいに思っていましたが、実は不満だらけで満足していないのに、着続けていました。
ヒートテックをやめて、無印良品でインナーを買ったら…快適すぎて驚きました!
ユニクロのヒートテックを着て私が感じた不満ポイント▼
- 乾燥してかゆい
- 静電気まみれ
- 暖かさを実感できない
- 逆に寒い気がする
ユニクロのヒートテックを無印良品のインナーと比較してみました。
私の個人的な意見ですが…もうヒートテックは二度と買わないと思う。
ユニクロのヒートテックをやめた理由
ヒートテックは乾燥してかゆい!
ユニクロから発売されている「ヒートテック」は、冬のインナーとして有名です。
昔は、暖かいインナー全般を「ババシャツ」と呼んでいたのに、いつの間にか「ヒートテック」が冬インナーとしての呼び名を獲得している気がします。
「今日は寒いからヒートテック2枚重ねしてる!」とか「雪が降るならヒートテック買っておこう」など、周囲の人が「ヒートテック」の話題を口にしているのを聞いたことがある人が多いはず。
私も、毎年毎年ユニクロの「ヒートテック」を着ていました。
何も考えず、とにかく「ヒートテックさえ着てれば大丈夫なんだ」と謎の確信を持っていました。
でも、去年あたりから「ヒートテック着たくない…」と思う日が増えたんです。
体にフィットする素材だからなのか、かゆくなったりムズムズする…。
友人が「肌が乾燥するからヒートテックは着ない」と言っているのを聞き、私の不快感もヒートテックによる乾燥なんだ!と気づきました。
ユニクロのヒートテックは、化学繊維で作られています。
- ポリエステル 39%
- アクリル 31%
- レーヨン 21%
- ポリウレタン 9%
たいした乾燥肌じゃない私でさえ乾燥するんですから、アトピーや乾燥肌の人は注意が必要ですね。
また、ヒートテックが乾燥するのは吸湿発熱繊維だから、という側面もあります。
ヒートテックは汗などの水分を吸収して発熱しますが、その際、肌の水分まで吸収してしまう…。
うーん、肌の乾燥は一度でも症状がひどくなると完治するまで大変なので、なるべく避けたい。
また、化学繊維のため静電気を帯びやすいというマイナス面もあります。
ヒートテックは汗をかかないと暖かくない!
そもそも「ヒートテック」って本当に暖かいんだろうか?と疑問に思っていました。
肌に密着したインナーが一枚があると寒さの体感は変わるのは当たり前ですが、それってヒートテックじゃなくても良いんじゃない?
ヒートテックは、水分を吸収して発熱する繊維(吸湿発熱繊維)なので、汗をかくと暖かくなります。
つまり、汗をかかないと暖かくならない。
というか、暑くなりすぎる時があります。
ちょっと走ったり、暖房の中で汗をかいてしまった後、必要以上に暑くなってヒートテックを脱いだことってありませんか?
私は、動かなくても暖かいインナーが欲しいんだけどな。
というか、勝手にヒートテックは着てるだけでも暖かい、と思い込んでいました…。
ヒートテックは、汗でより冷える!?
しかも、ヒートテックって着る瞬間、ヒヤッと冷たい…。
私は、ちょっと気合を入れてから着てました。
この冷たさは、ヒートテックに使われている「レーヨン」によって感じるものです。
「レーヨン」はなめらかで肌触りが良いので、肌触り・見た目のために入っているんだと思います。
天然繊維のシルクの代わりに作られた素材で、涼感があるため着た瞬間にヒヤッとした冷たさを感じます。
そしてこの「レーヨン」、実は吸水性が高い反面、乾きにくいんです。
ヒートテックを着て汗をかいた後、汗が冷えて急激に寒くなった経験ありませんか?
レーヨンは吸水性が高い一方、速乾性がないので多量の汗だと乾く前に汗が冷えてしまいます。
ヒートテックいらない!という決断
ユニクロのヒートテックの特徴をまとめると…
- 汗で発熱するけど、汗をかきすぎると体が冷えてしまう。
- 肌は乾燥して静電気を帯びやすい。
という結論に達しました。
そのため、私はもうヒートテックいらない!
ユニクロのヒートテック以外にもあるでしょ、冬のインナーは!
無印良品の「綿であったかインナー」
無印の冬インナーは2種類!
無印の冬インナーは2種類あります。
- 綿であったかインナー
- 綿とウールで真冬でもあったかインナー
生活スタイルや目的によって、自分に合うインナーを選べます。
私が愛用しているのは「綿であったかインナー」です。
より寒くなってきたら、少し分厚いウールが入った「綿とウールで真冬でもあったかインナー」を買おうかな?と考え中。
無印のインナーは、洗濯を繰り返しても機能は変わりません。
ユニクロのヒートテックが数年で寿命を迎えることを考えると、いつまでも暖かさが続くのは嬉しいです。
無印「綿であったかインナー」の種類・価格
私がヒートテックをやめて愛用している無印の「綿であったかインナー」を紹介します。
無印良品 綿であったかインナー Uネック八分袖Tシャツ ¥990(税込)
綿であったかインナーは、その名の通り、天然素材の綿でつくられたインナーです。
- 綿 93%
- ポリウレタン 7%
綿と言っても、無印ではオーガニックコットンを使っているので、より肌に優しい素材です。
(※オーガニックコットンとは、3年以上農薬・化学肥料などを使っていない土壌で栽培された綿のこと)
ヒートテックを着ている時に比べると、肌の乾燥は明らかに減りました!
「綿であったかインナー」には、タンクトップ、Vネック、Uネック、レギンス、はらまきショーツと種類も豊富です。
(VネックとUネックは長袖・八分丈から選べる)
価格は、全ての商品が990円と安いです。
私は、Uネックで八分袖のインナーを購入しました。
Uネックなら、どんな服の邪魔にもならない。
ピッタリしているのに優しく伸びるので、着用していても苦しくありません。
あったかインナー系は、なるべくピッタリサイズを着用する方が暖かさを感じやすいです。
無印のインナーは、袖までぴったり伸縮しているのが良いですね。
(Sサイズの袖がきちんと細い)
「ヒートテック」と「綿であったかインナー」どこが違う?
ヒートテックも無印の綿インナーも、汗や水分で発熱する仕組みは同じです。
また、どちらも速乾性に優れているわけではないので汗が乾くのは時間がかかります。
しかし、「無印のインナーの方が良い!」と私は感じています。
綿は、熱が外に放出されにくいので保温性に優れています。
無印の「綿であったかインナー」はヒートテックに比べて、着る瞬間からフワッと暖かい!
寒い朝の着替えで、ヒヤッとすることがなくなりました。
加えて、綿が93%も入っているため、肌が乾燥することがなくなりました。
ヒートテックでは乾燥して肌がムズムズしていたため、不快な症状がなくなったのは嬉しいです。
小さな違いですが、静電気が減ったのも明らかな差。
真冬は「綿とウールで真冬でもあったかインナー」が暖かい!
綿とウールで真冬でもあったかインナー
「綿であったかインナー」よりもっと暖かさを求めるなら「綿とウールで真冬でもあったかインナー」がおすすめです。
ウールを使うことで、真冬でも快適に過ごせます。
- 綿 90%
- ウール 10%
ウールは、汗をかくと湿度を調整してくれます!
ヒートテックや綿インナーに比べて、蒸れたり汗で寒くなるのを抑えてくれます。
- 夏は涼しく、冬は暖かい、優れた天然素材
- 繊維が縮んでいるため、空気を含んで保温性があり伸縮にも富んでいる
- 吸湿速乾性に優れているので汗をかいてもムレない
- 静電気を帯びにくい
- 軽くて丈夫
「綿とウールで真冬でもあったかインナー」は、ハイネック・Uネック・クルーネック・レギンスと4種類から選べます。
長袖・八分丈から選択できますし、色も複数。
価格は1,990円(税込)です。
ウールが入っているインナーで2,000円以下は、お得な金額だと思います。
登山など過酷な場所では、吸湿性が高くて速乾機能のあるメリノウールのアンダーウエアを着るみたいですね。
アウトドア(スキー、キャンプ、ピクニック)だけでなく、一日外で遊ぶ(遊園地や観光)場合も、ウール素材のインナーが良いってことなんだろうなーと思います。
冬のディズニーにはピッタリの暖かインナーかも。
ウィメンズ メリノウール 150 ロングスリーブ クルー
さすがに、ウール100%のインナーになると値段が高いですが、一枚持っていたら重宝しそうですね。
メリノウールのアンダーウエアは、アウトドアショップなどにあります。
私は、真冬になると腹巻・毛糸のパンツが手放せません。
そのため、今はウール素材のものに惹かれています。
(楽天市場▲)
薄いから着膨れしないし、ウールなら一年中着れます。
実は最近、布団も天然素材に変えたんです。
化学繊維のアクリル毛布をやめてウール毛布を購入したら…想像していたより快適で驚いている毎日です。
やっぱり、化学繊維より天然素材の方が体には良いし、機能面でも優れているなぁ…と実感しています。
関連記事 >> アクリルからウール毛布に変えた!使い方から洗濯方法まで紹介します。
感想
今まで、何となく着ていたユニクロのヒートテックをやめて、無印の「綿であったかインナー」を着ています。
化学繊維のヒートテックに比べて、綿でできたインナーは乾燥しない・静電気が帯びにくい・着る時から暖かい、等のメリットがあります。
私は肌の乾燥が一番気になっていたので、天然素材でできたインナーに変えて良かったと思っています。
ありがとうございます。