富士山の周辺観光で人気のスポット「鳴沢氷穴」と「富岳風穴」に行ってきました!
溶岩からできた自然の洞窟は、どちらも冒険気分を味わえてワクワク楽しかったです。
雨の日でも観光できるスポットなので、観光ルートに入れやすいと思います。
「鳴沢氷穴」と「富岳風穴」の特徴や違い、料金や服装の注意点などをご紹介します。
「鳴沢氷穴」で冒険気分!狭くて暗い…タテ型洞窟
【鳴沢氷穴】どんな場所?
鳴沢氷穴は、1100年以上前に噴火した富士山の溶岩が冷めていく際に残った空洞です。
![鳴沢氷穴 観光 富士山 雨の日 夏におすすめ 洞窟 冒険 氷](https://yuukiyukinosu.com/wp-content/uploads/2019/07/IMG_2400-500x375.jpg)
天井から水が落ちて凍ることで氷の柱ができ、一年中氷に覆われています。
国指定天然記念物であり、年間を通して観光客が多く訪れる場所です。
タテ穴型の洞窟となっていて、氷の壁・氷柱を間近に見たり、天井の高さ91cmの溶岩トンネルをくぐったりしてプチ冒険気分を味わえます。
【鳴沢氷穴】営業時間・いつまで営業してる?
営業時間は季節により異なりますが、ほとんど9:00~17:30となっています。
冬季は、最終入場が16時と早くなっているので時間は各自ご確認ください。
- 詳しい情報 >> 営業時間
冬季は、10日間ほど休業しています。
臨時休業日は、ホームページで確認できます。
- 営業時間 9:00~17:30
- 冬期は最終入場が16:00と早い
- 冬期には10日間ほど休業期間がある
【鳴沢氷穴】料金・入場料は?
鳴沢氷穴は、比較的安い料金で入洞できます。
大人は350円、子供は200円です。
- 大人350円
- 小人(小学生)200円
「鳴沢氷穴」と「富岳風穴」の共通観覧券もあり、セット券だと300円で入洞できます。(2か所で600円)
「鳴沢氷穴」に来たなら、すぐ近くの「富岳風穴」にも足を運んだ方が良いと思います。
それぞれ違った魅力があるので!
![鳴沢氷穴 富岳風穴 共通観覧券 チケット 入場料金 安い セット券 観光](https://yuukiyukinosu.com/wp-content/uploads/2019/07/IMG_2396-500x375.jpg)
チケットカウンターで販売しています。
![鳴沢氷穴 観光 富士山 雨の日 夏におすすめ 洞窟 冒険 氷](https://yuukiyukinosu.com/wp-content/uploads/2019/07/IMG_2395-500x375.jpg)
クレジットカードは使えず、現金のみの支払いです。
【鳴沢氷穴】駐車場は無料
「鳴沢氷穴」の駐車場は、無料解放されています。
100台ほど駐車できます。
3か所駐車場がありますが、鳴沢氷穴に一番近いのは奥まで進んだ「P1」です。
![鳴沢氷穴 駐車場 アクセス](https://yuukiyukinosu.com/wp-content/uploads/2019/07/p_map02.gif)
夏休みなどは混雑し、駐車するために順番待ち発生することもあります。
【鳴沢氷穴】アクセス・行き方は?
「鳴沢氷穴」は、139号線沿いにあります。
- 住所:〒401-0320 山梨県南都留郡鳴沢村8533
【鳴沢氷穴】幼児・高齢者向きではない
鳴沢氷穴の入口には「階段を登り切れますか?」と注意書きがあります。
実は…「鳴沢氷穴」は自分で歩けない幼児や、高齢者には難しいんです!!
階段で一気に地下21mへ下り、一気に登って帰ってくるので急な階段が続きます。
![鳴沢氷穴 観光 富士山 雨の日 夏におすすめ 洞窟 冒険 氷](https://yuukiyukinosu.com/wp-content/uploads/2019/07/IMG_2405-500x375.jpg)
階段は192段もあるそうです。
舗装された道だけじゃなく、岩の上を歩いたりもするので足場は不安定です。
途中、私が階段ですれ違った高齢者の方はかなりキツそうに肩で息をしながら休憩していました。
運動不足ではありますが30代の私でも「階段きつい…」と思いました。
また、鳴沢氷穴ではおんぶ・抱っこが禁止されています。
妊娠している場合も、入洞できません。
確かに、危険な道のりです。
洞窟内はヘルメットをかぶる必要があるんですが、子供用のヘルメットはありません。
大人用をかぶるか、子供用を持参した方が良いと思います。
【鳴沢氷穴の感想】滞在時間・所要時間は?
洞窟と言っても、写真を撮ったりしながら楽に進めるものだと思っていました。
しかし、想像していた以上に過酷で、あまり写真を撮る暇もありませんでした(笑)
また、予想以上に中は冷えます。
絶対に上着を持っていくべきです。
頭上注意!の看板が至る所にあります。
そして、本当に頭をぶつけます(笑)
![鳴沢氷穴 観光 富士山 雨の日 夏におすすめ 洞窟 冒険 氷](https://yuukiyukinosu.com/wp-content/uploads/2019/07/IMG_2408-500x375.jpg)
ヘルメットがあって良かった、と思う一方、ヘルメットが臭い!
近くに置いてあるアルコールスプレーをしましたが…多くの人が被っているからか…強烈なニオイです。
これだけが残念ポイントでした。
急な傾斜、階段を下りて行くと、天井の高さが91cmの場所があります。
背の低い女性や子供は簡単に通れまずが…背の高い男性は大変そうでした。
ヘルメット姿の人が1列になり、中腰になって進んでいく…本当に冒険みたいです。
氷の壁や氷柱があり、ライトアップされています。
![鳴沢氷穴 観光 富士山 雨の日 夏におすすめ 洞窟 冒険 氷](https://yuukiyukinosu.com/wp-content/uploads/2019/07/IMG_2418-500x375.jpg)
途中、江ノ島の洞窟に繋がっていると伝わっている「地獄穴」があったりもします。
![鳴沢氷穴 観光 富士山 雨の日 夏におすすめ 洞窟 冒険 氷 地獄穴](https://yuukiyukinosu.com/wp-content/uploads/2019/07/IMG_2413-500x375.jpg)
ゆっくり見ても所要時間は15分ぐらいでした。
でも、なかなか本格的な冒険っぽくて楽しかったです!
「富岳風穴」は鍾乳石が見れる!広くて暗い…ヨコ型洞窟
【富岳風穴】どんな場所?
富岳風穴は、鳴沢氷穴から車でわずか2分ほどの場所にあるため、2か所をセットで観光する人が多いです。
![富岳風穴 駐車場 アクセス 鳴沢氷穴 車で2分 近い](https://yuukiyukinosu.com/wp-content/uploads/2019/07/IMG_2429-500x375.jpg)
鳴沢氷穴に比べると、なだらかな横穴になっているため、子供・高齢者でも散策しやすくなっています。
【富岳風穴】営業時間は?
鳴沢氷穴と富岳風穴の営業時間は同じです。
営業時間は季節により異なりますが、 ほとんど9:00~17:30となっています。
冬季は、最終入場が16時と早くなっているので時間は各自ご確認ください。
- 詳しい情報 >> 営業時間
冬季は、10日間ほど休業しています。
臨時休業日は、ホームページで確認できます。
【富岳風穴】料金・入場料は?
「富岳風穴」の料金は、鳴沢氷穴と同じく大人350円です。
- 大人350円
- 小人(小学生)200円
私は、鳴沢氷穴とのセット券(2か所で600円)を購入していたので少しお得でした!
共通観覧券(セット券)は、チケットカウンターで購入できます。
【富岳風穴】駐車場は無料!
富岳風穴は、無料で150台ほど駐車できます。
「P1」と「P2」があり、富岳風穴に近いのは売店隣りの「P1」です。
![富岳風穴 駐車場 アクセス](https://yuukiyukinosu.com/wp-content/uploads/2019/07/p_map01.gif)
駐車場の横に売店があり、そこから富岳風穴までは徒歩で2分程度です。
![富岳風穴 駐車場 アクセス](https://yuukiyukinosu.com/wp-content/uploads/2019/07/IMG_2432-500x375.jpg)
【富岳風穴】アクセス・行き方は?
富岳風穴は、鳴沢氷穴から車で2分程度の場所にあります。
- 住所:〒401-0332 山梨県南都留郡富士河口湖町西湖青木ヶ原2068-1
【富岳風穴の感想】滞在時間・所要時間は?
入場後、富岳風穴までは徒歩で少し歩きます。
![富岳風穴 観光 富士山 天然記念物 パワースポット 洞窟 レジャー 冒険 青木ヶ原樹海](https://yuukiyukinosu.com/wp-content/uploads/2019/07/IMG_2434-500x375.jpg)
途中、溶岩が冷める時に噴出したガス孔の跡があったり。
![](https://yuukiyukinosu.com/wp-content/uploads/2019/07/IMG_2438-500x375.jpg)
富士山モチーフの可愛い三角コーンがあったりします。
![富岳風穴 観光 富士山 天然記念物 パワースポット 洞窟 レジャー 冒険](https://yuukiyukinosu.com/wp-content/uploads/2019/07/IMG_2440-500x375.jpg)
樹海ならではの木の根を見ながら、富岳風穴へ進みます。
![富岳風穴 観光 富士山 天然記念物 パワースポット 洞窟 レジャー 冒険 青木ヶ原樹海](https://yuukiyukinosu.com/wp-content/uploads/2019/07/IMG_2441-500x375.jpg)
「富岳風穴」の中も、寒い!
上着は必須ですね。
鳴沢氷穴に比べると階段数は少ないですが、それでも130段の階段があります。
しかし中は広く、無理なく歩けるので子供連れでも安心かもしれません。
天然の冷蔵庫として使用されていた文化を再現していたり。
![富岳風穴 観光 富士山 天然記念物 パワースポット 洞窟 レジャー 冒険](https://yuukiyukinosu.com/wp-content/uploads/2019/07/IMG_2457-500x375.jpg)
溶岩でできた鍾乳石が天井から垂れ下がったりしています。(洞窟内が暗いため写真はなし)
溶岩棚・縄状溶岩なども間近に観察でき、探検っぽさを楽しめます!
富岳風穴の所要時間は、15分程度でした。
全体の滞在時間は、売店なども含めると40分ぐらいあれば十分だと思います。
【鳴沢氷穴・富岳風穴】服装の注意点など体験して分かったこと
【鳴沢氷穴・富岳風穴】服装・靴は注意が必要!
鳴沢氷穴と富岳風穴、どちらの洞窟内も気温が低いです。
1年を通して0度~4度の気温を保っています。
![鳴沢氷穴 観光 富士山 雨の日 夏におすすめ 洞窟 冒険 氷](https://yuukiyukinosu.com/wp-content/uploads/2019/07/IMG_2400-500x375.jpg)
私が行った7月の夏の日でも、洞窟内は0度!
「夏は涼しくて気持ちが良いだろうな」なんて、のんきに考えていけません!
0度だと、半袖じゃ寒すぎます。
ぜひ、夏でも上着を持って行くことをおすすめします!
厚めのパーカーを持って行きましたが、洞窟内はそれでも寒く感じました。
洞窟内が寒いことを知らずに、半袖やノースリーブのまま観光している人たちは「寒い!」と凍えていました。
たった15分程度の観光ではありますが、寒いからと足早に外に出てしまうのはもったいないです。
寒さ対策の上着を持つのを忘れないように!
また、女性の服装はスカート、ワイドパンツなどは控えた方が良いと思います。
洞窟内の床は水浸しの場所が多いです。
階段や傾斜、天井が低い場所では体をかがめて進むため、スカートやワイドパンツの裾が地面に付いてしまいます。
「手でスカートを持ち上げれば大丈夫」なんて考える人もいると思いますが、想像以上の傾斜のため裾どころじゃなくなります。
私の目の前の女性がロングスカートを着ていましたが、洞窟を出る頃には裾の3分の1が泥で汚れていました…。
また、天井の高さが91cmと低い場所を進んだり階段が多いので、ミニスカートも注意した方が良さそうです。
靴に関しても注意事項があります!
濡れた岩の上を歩くので、ヒール靴は危険です。
スニーカーでも滑りやすかったです。
靴裏が滑りやすいタイプもおすすめできません。
また、泥がはねる可能性があるので白い靴なども避けた方が良いかもしれません。
岩がゴツゴツしているので、サンダルも危険だなーと感じました。
鳴沢氷穴と富岳風穴を楽しむには、服装には注意が必要です。
想像以上にちゃんとした冒険なんです。
【鳴沢氷穴・富岳風穴】天気は雨の日でも大丈夫!
ちょうど私が行った日は、くもり時々雨でした。
鳴沢氷穴と富岳風穴は洞窟であるため、晴れの日だけじゃなく雨の日でも観光できます!
ただし、洞窟に入るまでは屋外を歩くのでレインコート(雨ガッパ)があった方が安心です。
富士山周辺は雲の流れが速く、天気が急変しやすいのでせっかく観光に行っても雨…ということもあります。
そんな時は、鳴沢氷穴と富岳風穴を冒険するのも楽しい体験です。
【鳴沢氷穴・富岳風穴】滞在時間は短め!
1つの洞窟を巡る所要時間は、通常15分程です。
私も、ゆっくり観光して15~20分でした。
営業時間を考えて、なるべく早めに回ると観光しやすいと思います。
(ゴールデンウイークやお盆など混雑時には並ぶこともあるので、時間に余裕をもった計画が安心です。)
時間が短めなので、観光コースに組み込みやすくて良いな!と思いました。
鳴沢氷穴へ行った際におすすめのカフェです。
河口湖近くを通るなら美味しいコーヒーで休憩しましょ。
- 参考記事 >> 【河口湖ドライブ】CISCOカフェのコーヒーがおすすめ!
感想
富士山周辺を観光するなら、鳴沢氷穴と富岳風穴はおすすめです!
特に夏場は、洞窟内が寒いぐらいに涼しいのでクールダウンにもなり気持ちが良いです。
溶岩らしさを感じられる荒々しさ、氷の美しさ、また階段や傾斜のキツさに振り回され、冒険気分を味わえます(笑)
良い体験になりました!
ありがとうございます。