ゆうきYUKI
横須賀にある、自然と歴史を満喫できる無人島、「猿島」へ行ってきました。
かつて、軍の要塞として使われていたため、レンガ造りの要塞が残っている雰囲気のある観光スポットなんです。
猿島へ渡る前後には戦艦「三笠」を眺めたり、海鮮を楽しみました。
横須賀デートを計画している人に、おすすめしたい「猿島観光」をご紹介します。
猿島へ行くには?
猿島は、横須賀から船で10分程度の場所にある無人島です。
三笠公園内にある、「三笠桟橋」からフェリーに乗って移動します。
乗船料・入園料について
猿島へ渡るフェリーの料金と、猿島公園の入園料が必要になります。
<乗船料>
- 大人 1,300円
- 子供 650円
- 小学生未満 無料
<入園料>
- 15歳以上(中学生除く)200円
- 小・中学生 100円
つまり、大人なら1,500円かかります。
チケット販売の場所について
三笠公園内にある、桟橋前にチケット販売所があります。
運航時刻
フェリーは、1時間に1回の往復です。
- 行き ○時30分発 (8:30~16:30)
- 帰り ○時45分発 (8:45~最終便17:00。最終便以外は、全て45分発)
島は、1周歩いても1時間程度です。
ほとんどの人が、1時間後の帰り便に間に合います。
私達も、1時間で観光を終えフェリーに乗りました。
- 猿島へは、フェリーで10分
- 大人1,500円
- 一時間に1本のフェリー運航
船酔いする?
10分間なので、船酔いはしないと思います。
酔いやすい人は、風を感じることができる屋根のない2階席がおすすめ。
三笠公園
海沿いの海軍施設の近くにある、横須賀を代表する公園です。
<入園料>
無料
<開園時間>
8:00~21:00(4月~10月)
9:00~20:00(11月~3月)
<住所>
〒238-0003 神奈川県横須賀市稲岡町82
公園の中の桟橋に、フェリー乗り場があります。
駐車場
猿島の無料駐車場は、残念ながらありません。
一番近い駐車場は、三笠公園の駐車場(有料)です。
距離で選ぶなら
一番近い駐車場は、「三笠公園駐車場」です。
しかし、43台(普通車)しか停められません。
季節や時間帯によっては、空きがない可能性もあります。
2時間を超える場合 1時間毎に100円加算
※自動二輪車は公園入口付近に無料で駐車できます。
値段で選ぶなら
私は、三笠公園の駐車場ではなく、近隣の駐車場を選びました。
「よこすかポートマーケット」という横須賀・三浦の特産品が売っているスーパーの駐車場です。
駐車台数は、180台(普通車)です。
- 30分まで無料
- 1,000円以上購入で合計90分無料
- 2,000円以上購入で合計150分無料
猿島に行く前でも後でも、買い物・食事をして2,000円以上使えば150分も無料なんです!
しかも、レシートの合算できるのが嬉しいです。
※よこすかポートマーケットは、2019年3月で閉店となる予定です。ご注意ください!
スーパー内は、そんなに広くないですが海鮮が安く売っていたりお土産品が売っています。
レストランでは、「よこすか海軍カレー」や「横須賀ネイビーバーガー」も食べられます!
横須賀で有名な「よこすか海軍カレー」と、「ペリーソーダ」をお土産に購入しました。
「よこすか海軍カレー」は、かなり多くの種類が陳列されていて、買うのに迷いました。
よこすか海軍カレー▼
横須賀の唯一の牧場「関口牧場」の牛乳から作るジェラート屋さんもありました。
色鮮やかなジェラートが売っています!
レモンとミルクの2つの味を選びました。(どちらも白いので分かりにくい…)
レモン、爽やか!
しっかりとしたレモンの酸味と苦みが、大人の味覚に合います。
ミルクは、もちろん美味しい。
レモンと混ぜながら食べると、まろやかでした。
ソフトクリームは、濃厚でした!
ドライブの途中で、関口牧場へ寄ってソフトクリームを食べるのも良さそうです。
記念艦「三笠」
三笠公園には、明治35年に竣工した戦艦「三笠」が保存されています。
私たちは、中に入りませんでしたが見学することもできます。
詳しくは世界三大記念艦三笠のHPでご確認下さい。
戦艦を眺めながら、よこすかポートマーケットで購入した「鉄火丼」と「鉄火巻」を食べました。
美味しい!!
マグロが有名な三崎港は横須賀のもう少し先ですが、十分美味しいマグロを堪能できました!
小田原漁港の食堂は、海鮮が安くて美味しかったです↓

猿島
フェリーの定員は200名です。
2階席は、風を感じることができて気持ち良いです!
10分なんて、あっという間でした。
フェリー桟橋の先に、売店やトイレがあります。
トイレの目の前には、テーブルやベンチがあるボートデッキがあり、食事をしたり休憩できるスペースがあります。
砂浜では、バーベキューや海水浴が楽しめます。
バーベキューに必要な機材はレンタルショップで揃います。
また、釣りもできるそうです。
釣り竿のレンタルもあるので、気軽に楽しめそうですね。
ガイドツアーもあるそうです。
細かい説明を聞ける&禁断の場所にも潜入できるそうです!
切り通し(要塞跡)
猿島では、実際に使われていた「兵舎」や「弾薬庫」がそのまま残っています。
要塞跡は、平成27年「国史跡」に指定されました。
この猿島、「ラピュタの世界みたい!」と人気らしいです。
納得。
緑の濃さ・苔の多さとレンガが対照的なのに、統一感があってまさしくラピュタの世界ですね。
人が多くて、なかなか良い写真は撮れませんでした。
レンガ造りのトンネル
日本で最も古いレンガ造りのトンネルです。
雰囲気ありますよね。
レンガと苔が素敵です。
中には、「司令部跡」や「弾薬庫」が設置されています。
トンネルの中が薄暗く、カップルが自然と手を繋ぐことから「愛のトンネル」と呼ばれているそうですね。
砲台跡
色々な場所で、砲台跡を見ることができます。
日本では、あまり砲台の跡を見る機会ってないですよね。
オイモノ鼻 広場
横浜ベイエリアから千葉の房総半島まで一望できます。
千葉が近いことに驚きます。
東京湾を守るための要塞だったことを改めて実感できます。
猿島の感想
レンガの雰囲気、どこも素敵でした。
トンネルは他にも数か所あり、長さや雰囲気が異なっています。
赤いレンガが敷き詰められた道は、時代を感じることができました。
島内は、予想していた以上に坂や階段が多いです。
坂や階段に多少疲れますが…緑が茂っている中を散策するのは、気持ちが良いです。
※島の入り口では、杖を無料レンタルしていました。
木々が多いからか、とても涼しいです!
鳥の鳴き声が色々な場所から聞こえてきているのも心地が良い。
夏にぴったりな観光場所だと思いました。
猿島に猿はいる?
私、てっきり猿が住み着いているのかと思いました。
「猿島」という名前だし。
1253年5月、日蓮上人が房総から鎌倉へ渡る途中で嵐に遭い、船の進む方向さえ分からなくなったといいます。その時、近くの島に避難したところ1匹の白猿が現れ、島の奥へ案内したという言い伝えから「猿島」という名がついたという説があります。
出典:猿島のパンフレット
なるほど、伝説的な「猿」が由来なんですね。
確かに、猿は看板ぐらいでしか見ませんでした(笑)
感想
横須賀から10分で渡れる無人島「猿島」は、想像していたより気軽に出掛けることができました。
レンガ造りの要塞や、自然の中を歩いているだけで別世界みたいで楽しいです。
歴史を感じると共に、ラピュタの世界のようにも感じることができました。
バーベキューや釣りも、楽しそうだなぁと思いました。
またいつか機会があれば、猿島に渡ってみたいです。
ありがとうございます。